岐れ🇮🇹🇯🇵🇮🇹🇯🇵

 

今までに無いくらい色々な感情が巻き起こった日だから忘れないうちにここに書いておきます。

 

 

3週間前、たくさんのイタリア人が学校に入学してきた。

 

その時は特に何も思ってなかった。

けど同じクラスに17歳のレオという男の子とアローラという女の子がやってきた。

 

最初にレオと意気投合していつも隣で授業を受けてふざけ合っていた。

 

自分の国の悪い言葉を教えたり、変な動画撮りあったり、ジョーク言ったり。

 

レオと仲良くなった事でアローラとも仲良くなった、彼女は顔を真っ赤にして大きな声で笑う。

毎日あのうるさい笑い声を聞いていた。

可愛いから許す

 

 

そんなこんなで彼らと3週間毎日顔を合わせて、笑い合っていた。その間に何人ものイタリア人と仲良くなった。

 

 

彼らは17歳の年だった。

彼らをみていると自然と元気が湧く。

何かに追われる必要もないし、自分が求めるところに進めば良いだけだと。

 

 

 

 

 

そして今日…

 

 

彼らとお別れの日だった。

 

朝からレオと待ち合わせして一緒にバスに乗った。

 

宿題やった?

 

やってない。

 

突然バスの中で宿題をやりはじめる。

 

1日の始まりだった。

 

いつも通り授業は何言ってるかわからんことばっかりだし、

 

いつも通りサウジアラビア人は面白すぎるし、

 

いつも通りの1日なのに違ったことが1つあった。

 

イタリア人たちは最後の授業だからみんなで写真を撮るのだ。

 

そしてみんなで騒ぎまくった。

 

その瞬間に、誰が何人で、誰がアジア人だ、ヨーロッパ人だっていう感覚がなくなった。

 

初めて国境が無くなった瞬間だった。

 

日本に一握りしかいない友達と沢山ふざけて別れる間際の感覚になった。

 

もっと笑い合っていたい、帰りたくない、もう少し一緒にいたい。

 

そう感じた。

たった3週間なのになんでここまでの友達になれたのだろうか。

 

それはきっと時間の量の問題じゃない。

 

心から笑い合った回数の数だと思った。

とても濃い3週間を過ごしていたんだと思う。

 

中学生時代の、ただただふざけていた時に戻ったみたいに。

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後みんなでビーチに行ってゲームをしたり、喋って時間を潰した。

 

その時もさっきのような感情を持っていた。

 

6時ごろからレオとチャーラ、アローラとラーメンを食べに行った。美味しすぎて泣きそうになった。

 

初めて、時間が恋しくなった。

 

レオと、アローラとはバスの中でのお別れだった。

 

最初にアローラがバスを降りる。

ハグをして一言言って別れた。

 

この時に悲しくて既にやばかった。

 

そしてついにレオが降りる。

 

バスのボタン押せやって言われて、ノーと言うわい。

2人して涙目になってた笑

 

けど絶対また会う約束をした。

 

 

まさかこんな出逢いが待っているとは思っていなかった。

きっとこの先も本当に仲良くなる人が現れると思う。

その度に別れる時に悲しくなる。

けどその数が多いほど世界中に友達ができている証拠だと思う。

 

英語はコミュニケーションを取るためのツールだからぺらぺらじゃなくても、どんなに発音が悪くても友達は作れる。

 

 

17歳の彼らから沢山のことを学んだ。

 

 

ありがとう!!!!!!